学術振興

2012（平成24）年度に、ハワイ大学マノア校に上廣哲学・倫理教育アカデミーが設立されました。
ハワイ大学のトーマス・ジャクソン博士は哲学的教育法を介して、ハワイ大学とハワイ州の教員との間の架け橋となる役割を担ってきました。ジャクソン博士が取り組んだ、「子どものための哲学（ｐ４ｃ）」は、国際的な哲学教育のムーブメントから派生したユニークな取り組みです。この研究活動が、今後日本やハワイ州の道徳的な教育の活動の発展につながる大きな可能性に着目し、研究活動や教育現場での実践が進められています。

上廣哲学・倫理教育アカデミーの主な活動は、
・ハワイ州における学校や教師に対するｐ４ｃ教育におけるサポート
・ハワイ大学におけるｐ４ｃ教育における理念と実践の講座運営
・地域社会への対話を使ったコミュニティの構築への提言と実践
・教員や教育研究者の国際交流のプログラムの開発と実践、などです。