当財団では、倫理に関わる文化・教育の振興を図り、社会に寄与することを目的に「講演会等支援助成事業」を行っております。
財団設立時より、倫理を「よりよい人生をおくるために役立つ叡智や実践」と広義に捉え、全国の自治体や学校、生涯学習関連団体が主催する講演会に、講師の派遣に関わる支援を実施してまいりました。現在は支援形態を一部変更し、時代の変化と地元のニーズに合致した、幅広く文化・教育に資するテーマで地域社会に貢献する講演会主催者を、積極的に応援したいと考えています。







講演会等支援助成事業

助成募集要項 Subsidy Application Guidelines

 

募集要項

1.助成の趣旨
当財団は、幅広く文化・教育の振興を図るため、倫理を「人々がよりよい人生をおくるために役立つ知恵やその実践」と広義に定義し、その内容に資する講演会やセミナーを積極的に支援していくことに取組んでいます。子どもと教育、人と自然、歴史文化、生きがいなど幅広いテーマで、人と人とのつながりを大切にする講演会を積極的に支援いたします。
2. 助成の対象と注意事項
当財団の講演会等支援助成は、以下の要件を満たす団体および講演会を対象とします。
【助成対象団体】
都道府県自治体、教育委員会や学校などの各種教育機関、また文化教育団体等、公共性および非営利性を有する団体が主催する講演会や研修会を対象とします。
≪重要≫以下の団体は対象外となります。
営利を目的とする企業(株式会社等):たとえ社会貢献を目的とする場合であっても、当財団の助成が非営利団体への支援に特化しているため、対象外となります。
【講演内容・対象者】
特定の政治や宗教に関わらない、幅広い層の一般市民、学生、教員などを対象とした、社会文化や生涯学習全般に関する講演会を積極的に支援します。
<テーマ例>
・「子どもと教育」      ◇幼児教育 ◇子育て支援 ◇学校教育・道徳教育に関して
・「仕事と人生」       ◇仕事と家庭、ワークライフバランス ◇女性の生き方
・「歴史文化、共生社会」   ◇歴史に学ぶ ◇地域とのかかわり・地域創世
・「人と自然」        ◇環境と人間・SDGs ◇食育 ◇生命と科学 など
≪重要≫以下の講演会は対象外となる場合があります。
特定の専門分野に特化した内容:学術的な専門性を持つ内容や、特定の職業、疾患、または特定の立場の方のみを対象とする講演会は、当財団の「幅広い層への学習機会提供」という趣旨とは異なるため、原則として助成対象外となります。
*その他、対象外となる活動:特定の政治的または宗教的信条の普及を目的とする講演会は、助成の対象外です。
3. 助成金
助成金の上限は、1件当たり50万円です。

当財団の助成金は、主催者の皆様が主体的に講演会を企画・運営され、それでもなお講師招聘費等の費用の一部が不足する場合に、その不足分を補うことを目的としています。そのため、申請にあたっては、主催者様の自己資金やその他の調整努力を前提とさせていただきます。
・助成額の目安:
開催規模を一つの目安として助成額を検討します。例えば100名規模の講演会では10万円程度、200名規模では20万円程度が目安となります。500名規模以上の大規模な講演会については、上限の50万円までを検討対象とします。しかしながら、実際の助成額は、申請された予算の内訳、参加費設定の有無、他からの支援状況などを総合的に審査し、個別の事情を考慮して決定いたします。
・初回申請の場合:
初めて申請される団体様におかれましては、まず講演会の規模や内容に応じた10万円以下の助成額での申請をご検討頂くようお願いしております。これは、当財団の助成方針をご理解いただき、今後のより継続的な支援につなげるためです。

4. 助成の条件
・講演会支援助成申請書にて申込み、助成金を受給し実施した後に、報告書を提出すること。
・助成金の振込先が所属組織の口座であり、責任をもって管理されること。
・広報を目的に作成するポスター、チラシ、会場の看板、参加者へ配布するプログラムに協力者として当財団名を明記すること。(掲載例:協力:公益財団法人上廣倫理財団)
・当財団がホームページ等で助成に関する情報を開示することに、ご了解を頂けること。
5. 申請手続き
申請方法
「講演会支援助成申請書」に必要事項を記入の上、実施日の4か月前までに当財団へ申請して下さい。申請書は下記よりダウンロードの上、郵送またはメール添付にて申請して下さい。
内部審査の上、助成の可否をご連絡いたします。なお、審査に3週間程度お時間を頂きます。

※助成の使途に関する説明 (下記 7.その他)

6.助成金受給者の報告義務
  • 講演会終了後、2か月以内に報告書、チラシや配布資料、実施したことが分かる内部記録用の写真を提出して頂きます。
  • 報告書[Word形式]
  • 申請内容に変更が生じた場合または中止する場合は、速やかに当財団までご連絡ください。

申請・報告 連絡先

〒102-0075東京都千代田区三番町6-3 三番町UFビル5F
公益財団法人上廣倫理財団「講演会支援 担当」
TEL.03-3261-8711 FAX.03-3261-8747
lifelong-v@rinri.or.jp
7.その他
虚偽の申請もしくは報告、又は、不正行為・倫理上の問題が認められた場合には、
助成の取り消しや助成金を返金していただく場合がございます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

講演会支援助成金 使途に関する説明

公益財団法人上廣倫理財団の講演会支援助成金について、以下の要領によって経理処理を行ってください。
謝金・活動人件費
講演講師やアルバイトに対する謝金、謝礼に使用できます。支払いにあたっては計算の根拠を明確にしてください。
消耗品費
コピ−用紙、印刷用紙、アンケ―ト等の用紙類、その他文具費、設備備品とならない少額の物品の調達費として使用できます。
資料・印刷経費
講演会実施に関するパンフレット、当日プログラムなどの作成において、デザイン料を含めた費用として使用できます
旅費・交通費
講師やスタッフなどにおいて、講演会実施のため、移動する場合の交通費および宿泊費等の実費に使用できます
その他
講演会の会場費等に使用できます。打合せ会議や当日の講師の食事代、茶菓・軽食は差支えありませんが、高額な飲食代での使用は控えてください。
申請先・問い合わせ
〒102-0075東京都千代田区三番町6-3 三番町UFビル5F
公益財団法人上廣倫理財団「講演会支援 担当」
TEL.03-3261-8711 FAX.03-3261-8747
lifelong-v@rinri.or.jp

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〒102-0075  東京都千代田区三番町6-3