東京大学大学院
人文社会学研究科
死生学・応用倫理センター
上廣死生学・応用倫理講座

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研究助成

東京大学大学院人文社会系研究科 上廣死生学・応用倫理講座



 「生」「死」といった人間の根源的な問題を考える学問が、欧米では医療技術の進歩とともに発展する一方、日本では伝統的な人文系の学問がそれに追随しない傾向がありました。「死生学」は、死に直面した人々をどうケアするかという問題意識を背景に欧米で生まれ、日本にも導入されましたが、「生と死」という人間の根源的な問題を本格的に考える学問領域にはなっていませんでした。そのようななかで哲学・思想研究の最高峰である東京大学文学部が、これまでの人文・社会系の諸研究を基盤にして、死生学に本格的に取り組もうとしているという情報を入手し、財団はその構想を支援すべく、平成19年度に上廣死生学講座(H24/4〜上廣死生学・応用倫理講座)を設置致しました。
 死生学はこれまでの人文系の諸学問、とりわけ哲学・倫理学・宗教学・医学・心理学・民俗学・文化人類学・芸術など生き方や価値観や思想を吟味する諸学が、新たな時代の要請に応え、社会や市民生活の現場に積極的に関わろうとする姿勢を具体化したもので、現在は医療・看護・介護の現場で、また歴史学や自殺予防へ応用されています。死生学講座は医療の現場への哲学的アプローチから出発し、その思索を医療の質の向上に繋げるべく研究と実践が一体となった活動を行っています。また、医療現場において医療者が患者・家族とコミュニケーションを通し、治療方法の決定に至るプロセスを現実的、理論的にも適切に整えようとする臨床倫理学研究に取り組んでいます。
 臨床現場における死生をどう理解し、その理解を医療・介護のケア実践にどう活かして行くかという臨床死生学の課題にも向かっています。死生学講座はこうした問題に応答していくことによって人間の実生活に根ざした思想・倫理の問題を検証し、日本の学問伝統の内側から、豊かな知を更新していくことを目指しています。
 当財団と致しましても、医療や臨床の現場における実践的な倫理のあり方を追求する同講座を媒体として、臨床倫理のみならず死生学のさらなる発展を期待しています。


所属教員:
  清水 哲郎 特任教授
  会田 薫子 特任准教授
  山本栄美子 特任研究員
  田村 未希 特任研究員

ホームページ:http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/index.html




              
 

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